09.10.18 日用品には科学物質がいっぱい?

pave

2009年10月18日 08:00

日ごろ何気なく使っている日用品。
あなたはどんなふうに選んでいますか?
一度身のまわりにあるものをチェックしてみてください。
どんなものに何が含まれているのでしょうか?



シャンプーと子宮の関係?
ほとんどのシャンプー剤には、合成界面活性剤など、台所洗剤よりもたくさんの化学物質が含まれています。毎日のシャンプーが子宮に蓄積され、子宮内膜症などの一因になっているとも言われています。また、ストレスが原因と思っていたフケやかゆみ、抜け毛も、もしかするとシャンプーが原因かも・・・?

入浴剤で ほんとに温泉気分?
主成分は炭酸水素ナトリウム(重曹)ですが、着色料や保湿剤、香料など、たくさんの化学物質が含まれています。なかには、染色体異常を引き起こすため、食品添加物としての使用を禁止されているサリチル酸が使われているものも。化学物質の湯船で、くつろげますか?

リンスは髪をダメにするの?
リンスのいい香りや、キレイな色はほとんどが化学物質で作られたもの。香りを残そうとしてよくすすがないと、逆に髪が細くなったり薄くなってしまうことも。使用感を高めるために配合される陽イオン系の界面活性剤は、シャンプーの界面活性剤よりも強力です。


キレイに洗うための洗剤は・・・
台所洗剤でイトミミズが溶けてしまうことはご存じですか?同じように、私たちの皮膚も破壊され、使えば使うほど化学物質が入り込みやすい状態に。また、洗濯用洗剤に含まれる蛍光増白剤は有害なうえに、物に移る性質があります。衣類にすすぎ残った化学物質が触れただけでも、デリケートな肌は影響を受ける可能性があるのです。


ボディソープ・石けんが乾燥肌の原因?
濃度の高い合成界面活性剤が使われ、皮膚を守ってくれる皮脂まで洗い流してしまうので、乾燥肌や老化肌の原因にもなります。保湿剤や防腐剤、香料の強い刺激で、皮膚が炎症を起こすことも。また、ほとんどの石けんはボディソープと同様の成分でできています。


化粧品で美しくなる?
美白やハリ、潤いなどの効果を売りにする化粧品。効果のある良い成分だけが吸収されると思っていませんか?驚くほどたくさんの化学物質が、皮膚に付着し一日中吸収され続け、美しくなるためのものが、肌荒れの原因にも・・・また口紅に使用されるタール系色素は、接触性皮膚炎や皮膚がんを引き起こす危険性があると発表されています。


お風呂では吸収率がさらに10倍に!
皮膚の温度が10度から37度に上がると、皮膚からの吸収率は10倍にはね上がるといわれます。シャンプー・リンス・ボディソープ・入浴剤・・・入浴中は合成化学製品に最も触れる機会が多いのです。


日用品を選ぶ時の注意点
1) ラベルをチェックする ●合成界面活性剤が含まれるものは避ける石けんは「石けん素地」「石けん成分」と記載のものを選ぶ ●天然成分・天然素材を使ったものを選ぶ 
2)信頼できるメーカーの製品を選ぶ(必ずしも有名ブランドという意味ではなく、環境や健康に配慮した製品をつかっている会社)
3)「潤う」「さっぱり」「さらさら」などの言葉に惑わされない
4) 肌に合わないと感じたら使わないようにする
5) アレルギーや湿疹などの作用がないか注意する

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